チーム29期生の卒業式。
式は厳かな雰囲気の中、
感動的に行われました。
代表生徒たちも
立派に有終の美を飾ってくれました。
あれから1ヶ月。
振り返ってみると、しかし、
彼女たちの卒業式は
はるか以前から始まっていたんだなぁ、
と思わざるを得ません。
9月の聖徳祭。
6年の部屋では
彼女たちの色紙が貼ってありました。
見ると
こんな言葉の数々。
彼女たちの卒業式は
この時にもう始まっていたんです。
卒業前に
思い出の校舎をきれいにしてくれるって言って
日頃掃除が行き届かないような所を
きれいにしてくれたり、
卒業の記念に植樹をしてくれたり、
保護者の謝恩会での
サプライズ ビデオグリップを用意してくれたり、
卒業直前には
いろいろなことをしてくれましたが、
すべては
すでに 秋ごろには始まっていたんです。
今 思えば
彼女たちのこの言葉こそ
卒業前の様々な「してくれたこと」の
原点だったんです。
その卒業式も
大学入試のために 当日出席できなかった
二人の生徒のための、
二人だけの卒業式をもって
完全に終了しました。
勉強も忙しかったはずなのに
ともかく何にでも 前向きに
楽しく取り組む学年でした。
そう言えば 卒業前の大掃除も
クラスをAKBに分けてたし。(笑)
なんてことを思い出しつつ
校舎も静かで寂しいなぁ、
なんて考えながら
職員室で新年度の準備をしていたら
なんか外の廊下がうるさい。
「せんせ~、同窓会やりま~す。」
「調理室、借りま~す!」
って、同窓会の最速記録かよ? (笑)。